- 2005/10/19 掲載
テンアートニと日本HP LinuxOSでのセキュリティ環境構築分野で協業
情報漏えいやウイルスの蔓延など、外部からの不正侵入による問題は深刻化しており、根本的に対処可能な技術であるセキュアOSへの取り組みは、企業にとっても大きな課題となっている。SELinuxは、Red Hat Enterprise Linuxなどの主要Linuxディストリビューションが標準で対応を開始しているオープンソースのセキュアOSモジュールで、今後の広い普及が見込まれている。
オープンソースソフトウェアやLinuxの知識と構築経験を数多くもつ両社が協業することで、今後ますます高まるLinuxシステムにおける高いセキュリティ環境の構築要求に応えることが可能になる。
今回の協業の内容は、以下のとおり。
1. HP ProLiant サーバ上でのSELinuxの導入・設定支援サービス
Linuxでの高い導入実績を持つ日本HPの業界標準x86サーバ HP ProLiant サーバ上で、テンアートニによるSELinuxのStrictポリシー (*2) 導入、カスタマイズによる高いセキュリティ環境を構築する。ハードウェアの保守サービスは、日本HPが提供する。
価格:基本サービス600,000円より
2. SELinuxの年間運用サポートサービス
上記導入・設定支援サービスによるシステム導入後に、テンアートニによるSELinux導入後のシステム運用技術支援を行う。
受付時間:平日 9:00~17:00(土日祝祭日、年末年始を除く)
対応内容:メールによる問い合わせ対応
対応OS:Red Hat Enterprise Linux v.4
価格:年間240,000円より
3. SELinux 技術トレーニング
SELinux技術の習得を目的とした、システムエンジニア対象のトレーニングです。HP ProLiant サーバを用いた実習をなど、SELinux技術の習得のためのトレーニングをテンアートニが実施する。
価格:1日コース、98,000円
4. セキュアOS市場における共同マーケティングの展開
セキュアOSの認知拡大・利用促進のため、共同でプロモーション活動を行う。イベントやセミナーの開催をはじめ、販売促進のための施策を共同で制作する。
*1・・・ 技術的な検証結果に基づき、Linuxシステム全体を構成する製品・ソリューションの組み合わせを提示する日本HPの取り組み
*2・・・ SELinuxに非常に厳密なポリシーを与える設定ファイル
関連コンテンツ
PR
PR
PR