- 2005/10/18 掲載
シスコ、NTTコミュニケーションズ 企業向けIP電話サービスで接続
インターネット向けネットワーキング機器ベンダーの最大手であるシスコシス テムズ株式会社(代表取締役社長:黒澤 保樹、資本金:22億2千万円、住所: 東京都港区赤坂2-14-27、以下「シスコ」)は、10月19日より、シスコの企業向 けIPコミュニケーションシステム(呼制御サーバ)である「Cisco CallManager」、 及び中小オフィス向け統合型IPコミュニケーションシステムである「Cisco Call Manager Express」とNTTコミュニケーションズ株式会社(代表取締役社長:和才 博美、資本金:2,116億5千万円、住所:東京都千代田区内幸町1-1-6、以下 「NTT Com」)の提供する企業向けIP電話サービス「.Phone IP Centrex」(注1) の接続を開始することを発表した。
今回、NTT Comの「.Phone IP Centrex」と「Cisco CallManager」をシームレ スにIP接続するのが、Cisco IOSに統合されたセッション ボーダー コントロー ラ「Cisco Multiservice IP-to-IP Gateway(以下「IPIPGW」)になる。
IPIPGW機能を分散配置することにより、事業拠点ごとに「.Phone IP Centrex」 を接続することが可能となる。
一方、「Cisco CallManager Express」では、Ciscoルータ(Cisco 2600/3700 シリーズ、及びサービス統合型ルータのCisco ISR(Integrated Services Router)2800/3800シリーズ)にIPテレフォニー機能を搭載しており、ルータイ ンタフェースで専用装置を必要とせずに「.Phone IP Centrex」への接続が可能 になる。
IPIPGWは、Cisco IOS機能の一つであるため、Ciscoルータが提供するルーティ ング機能やセキュリティ機能とオペレーションの統合を実現すると共に、専用機 器ではないため投資コストを抑えることが可能。
また本ソリューションの提供により、お客様はIP電話による通話コストの削減 を実現すると同時に、シスコの提供する「Cisco IP Communicator(ソフトフォ ン)」や「Cisco Unity」などのIPコミュニケーションアプリケーションと連携 し、業務の効率化を推進することが可能になるという。
Cisco Multiservice IP-to-IP Gateway
販売開始時期 : 2005年10月19日
価 格 : 1,319,000円 (本体+IOS+IPIPGWライセンス込)
Cisco ISR 2811 (最大200セッション)の場合
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