- 2005/09/06 掲載
サイボウズ、中間期の業績予測を上方修正
サイボウズは同社が平成17年6月7日に公表した、平成18年1月期(平成17年2月1日~平成18年1月31日)中間期の連結及び個別業績予想を上方修正すると発表した。中間期において、売上高が予想を約9%上回ったこと等により、中間期の経常利益及び中間純利益が予想を上回る見込みとなった。
中間期における売上高の主な増加要因として、ソフトウエア事業の主力製品「サイボウズ Office 6」及び「サイボウズ ガルーン」の売上増と「サイボウズ Office 6」の新規販売が予想を約10%上回る結果であったことの二つを挙げている。
その他にも年間継続サービスは、前期比約50%増と引き続き順調に推移し、今期の同社の戦略の一つである「継続モデル」を具現化しつつある。また「サイボウズ Office 6」の新規売上増に伴い、「サイボウズ Office 6 ワークフロー」等のオプション製品の売上高も予想を上回っている。
この中間期における同社のポータル製品「サイボウズ ガルーン」の新規売上高は、予想を約10%上回った。ユーザー単価はほぼ予想通りの結果であったが、導入ユーザー数が予想を上回り、継続サービスライセンスの売上高と合わせたガルーン全体の売上高は予想を約14%上回っている。同社ではこの要因を代理店の販売サポート体制が確立されてきたことによるものと分析している。
連結の中間期の業績予想は、同社の売上高が予想を約9%上回ったこと及び、6月より連結を開始した株式会社インフォニックスの主力事業である通信サービス事業が予想比11%増と好調だったことが主な要因で、連結調整勘定を勘案の結果、売上高、経常利益および中間純利益とも予想を上回る見込みとなった。
サイボウズ 平成18年1月期中間個別業績予想数値の修正
(平成17年2月1日~平成17年7月31日)
(単位:百万円、%)
売上高 | 経常利益 | 中間純利益 | |
前回発表予想(A) | 1,577 | 417 | 223 |
今回修正予想(B) | 1,724 | 558 | 289 |
増減額(B-A) | 146 | 141 | 65 |
増減率(%) | 9% | 33% | 29% |
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