- 2005/09/05 掲載
大塚商会、サラヤ、竹中工務店、異業種・異業態の企業間プロジェクト結成
株式会社大塚商会(本社:東京都千代田区、取締役社長:大塚 裕司、以下 大塚商会)、サラヤ株式会社(本社:大阪市、代表取締役社長:更家 悠介、以下 サラヤ)、株式会社竹中工務店(本社:大阪市、取締役社長:竹中統一、以下 竹中工務店)の3社は「食品製造業の企業が共通に持つ“安全と安心”の課題に対し、各社業態の強みを活かした最適なソリューションを提供する」ことを目的に企業間プロジェクトTeam「 O-st(オースト:O オリジナル S サニテーション T テクニカルサービス)」を結成した。
各社の得意分野を集結することで、業界特有かつ共通の課題に対し効率的な解決を図る。これにより、食品製造業の最優先課題である「食」の安全・安心の実現を目指す。公開Webサイトを立ち上げ、総合診断サービスを開始する他、食品製造業向けの総合診断メニューサービスについてのセミナーを実施し、順次食品製造業向け食品技術セミナーを東京及び大阪で開催して行く。
食品業界は、消費者ニーズの多様化、リベート制度の廃止、個人情報保護法の施行など対応しなければならない課題が多くなっており、その中でも特に食品製造業に共通して抱える課題は、製造から流通、そして消費者対応まで含めた食の「安全と安心」の追求が叫ばれている。
この課題を実現するために、従来からのHACCP対応技術に加えて、サニテーション(衛生管理)、トレーサビリティ(追跡・証明)、情報通信技術等を効率よく提供する必要がある。
3社はそれぞれ個々に持っている食品製造業に対するソリューションを融合させ、オリジナルソリューションを開発、提供していく。
第一弾として、ソリューションを提供する前段階となるTeam「O-st」総合診断を9月より開始する。これは、製造施設における食の安全・安心に関わる全ての構成機能について現状を調査し、その健全性を評価すると共に改善や向上に向けたレポートをする。総合診断には、チェックリストを用いた無償診断、現地調査を含めた簡易診断更には課題の洗い出しから解決の提案までを実施する、標準診断の3種類を用意していく。

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