- 2005/08/31 掲載
住商情報システム、リード・レックス、日本IBM、中堅企業向けのERP製品分野で協業
住商情報システム株式会社(本社・東京都 中央区、代表取締役社長・阿部康行、以下住商情報システム)、株式会社リード・レックス(本社・東京都新宿区、代表取締役社長・梶山桂、以下リードレックス)、日本アイ・ビー・エム株式会社(本社・東京都港区、社長・大歳卓麻、以下日本IBM)の3社は、中堅企業向けのERPパッケージ及び生産管理システムの分野で協業すると発表した。
3社は、データ連係のための相互インターフェースの共同開発、サポート体制の構築、サービス指向アーキテクチャー(SOA)対応を目指した共同研究、製造業のお客様をターゲットとした共同の営業活動、共同のマーケティング活動(セミナーの共同開催やウェブキャストなど)、ミドルウェアおよびハードウェア稼働環境の提供、の各分野で協業する。
住商情報システムは、会計系のERPパッケージ「ProActive E2」の「IBM DB2 Universal Database(以下、DB2 UDB)、WebSphere ApplicationServer(以下、WAS)対応版」の出荷を、2005年8月31日(月)よりする。これにより、既にDB2 UDB、WAS対応が完了している生産管理システム「R-PiCS V3 Linux®」(開発元:(株)リード・レックス、住友電工情報システム(株))との間でシームレスなデータ連係が可能になる。
これまで、住商情報システムは販売/購買/在庫、財務/管理会計、債権/債務/手形、人事/給与、固定資産/リース資産といった会計・販売管理・人事管理・給与業務等をカバーするERPパッケージ「ProActive」シリーズにて、3,200社を超える導入実績を有しており、また、リード・レックスは生産管理系業務に特化し、生産管理パッケージ「R-PiCS」を中堅企業市場において470社に導入の実績を有している。
今回、DB2 UDB、WASを共通のミドルウェアとして採用することにより、両社製システム間でのシームレスなデータ連係を実現する。これにより、「ProActive E2」を既に導入ないし導入を検討のユーザーは、「R-PiCS V3 Linux」が直ちに導入可能となる。
また、「R-PiCS V3 Linux」を既に導入ないし導入を検討のユーザーは、「ProActive E2」が直ちに導入可能となるため、生産~販売、請求・回収・支払~財務会計・管理会計まで、各種データの連係をフルスケール且つ円滑に実現することとなる。 同時に、データが一元管理されるため、データの再入力が不要となり、再入力に伴う入力ミスが削減され、会計業務の負荷軽減・決算の早期化を実現する。
両製品間のデータ統合検証は実施済のため、システム連係インタフェースの作成およびお客様側での検証作業が不要となり、導入に必要な費用および構築期間が大幅に削減される。
今回発売された「ProActive E2」と「R-PiCS」セットの場合のライセンス金額: 約2000万円~。(システムの構成により変動)初年度の販売目標は、50サイトを目指している。
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