記事 AI・人工知能・機械学習 アクセンチュア流「AIとの8つの融合スキル」とは? トップが示す生成AI仕事術 2024/02/29 ジェネレーティブAI(生成AI)の代表格、ChatGPTは公開から3カ月ほどで、「MBA最終試験の解答がB(合格レベル)評価を獲得」「米司法試験の解答が上位10%のスコアを獲得」「日本の医師国家試験に合格」したほどの実力を持つ。あまりのスピードの速さに「生成AIスキルが陳腐化するのでは」と憂慮する声もある。では陳腐化しない生成AIスキルとは何か? 本稿ではアクセンチュア 執行役員 AIセンター長 保科 学世氏が提唱する2018年から現在も古びない「AIとの8つの融合スキル」を紹介する。「人間がAIを補完するスキル」「AIに人間の力を拡張させるスキル」「人間とAIのハイブリッド活動」に分けてそのポイントを確認しよう。
記事 ブランド向上・マーケティング・PR マーケティングDXとは何かをプロが解説、「マーケ下手」な日本企業が競争力を得る方法 2024/02/29 コロナ禍以降、消費者行動や消費者ニーズが多様化しており、企業は事業環境の変化への対応に迫られている。そうした中で注目されているのが「マーケティングDX」だ。マーケティングDXとは、データとデジタル技術を使ってマーケティングプロセスを変革し、競争力を高めていくことである。だが、専門人材の不足や専門組織の未整備など課題が山積し、成果を出せていない企業も多く見られる。そこで本稿では、マーケティングDXを基礎から解説するとともに、成功への秘訣、成功事例などを紹介し、マーケティングDX実現のヒントを提示する。
記事 次世代電池 ペロブスカイト太陽電池とは?「日本発のエネルギー」に世界が大注目する納得の理由 2024/02/28 近年、新たな太陽電池技術である「ペロブスカイト太陽電池」に注目が集まっている。ペロブスカイト太陽電池は、ソーラーパネルなどに使用されている従来型の太陽電池とは異なり、「薄い」「軽い」「あらゆる形状に曲げられる」「発電効率が高い」「製造コストが低い」などの特徴を持つことから、幅広い産業における活用が検討されている。実際に、どのような活用方法が検討されているのか。本記事では、ペロブスカイト太陽電池の仕組みや、メリット・デメリット、日本企業6社の実用化に向けた開発状況について解説する。
記事 ロボティクス 製造現場視点の「計測と制御」オムロンら提案、AI時代の人と機械の協調生産ライン 2024/02/28 製造業では高まり続ける生産性向上・省人化ニーズを背景として「サステナブルなものづくり現場」のあり方が模索されている。複雑化するニーズに対応するために、AIやロボットなど先進自動化技術を巧みに活用して属人的な影響を減らしつつも、人の働きがいや労働環境の向上、そしてCO2削減、エネルギー削減にも貢献できる生産現場が理想だ。「IIFES 2024」でのオムロンによる、人を超える完全自動化ラインと、人とロボットを組み合わせた協調生産ラインのソリューション提案はその1例である。製造現場に限らず、どの現場でもこの2つの考え方と、「計測と制御」を基本とした改善への取り組みが続けられることになるだろう。「IIFES 2024」のさまざまな展示から、その最新動向を見てみよう。
記事 環境対応 グーグルもすでに導入、脱炭素に「期待しかない」地熱発電のヤバさとは 2024/02/27 カーボンニュートラルの実現に不可欠な再生可能エネルギー。風力や太陽光といった発電手法の陰に隠れがちだが、実は脱炭素の「切り札」になる可能性を秘めているのが、地熱発電だ。近年、新技術の登場により、従来型の地熱発電における課題が解消されて、カーボンニュートラルの「ベースロード」として機能できる機運が高まっている。カーボンニュートラルにおいて地熱発電が果たし得る役割を、最新動向とともに解説する。
記事 人材育成・人材獲得 伊藤邦雄氏が語る「時代遅れ」な日本企業型雇用のワナ、人的資本経営への道筋は 2024/02/27 日本はいつの間にか「人材で勝てない国」となった。経路依存症のわなにはまり、長らく停滞状態にあるためだ。その脱却に向けて、人材を資本として捉え、人材の価値を最大限に引き出す「人的資本経営」の徹底実践が今必要だ。では、どのような変革の方向性を定めれば良いのだろうか。一橋大学 CFO教育研究センター長を務める伊藤 邦雄氏が解説する。
記事 ウェアラブル 担い手不足で大ピンチの農業を「スマートグラス」が救う、ある自治体の復活事例 2024/02/22 世界に先駆けて超高齢社会に突入している日本は、「課題先進国」として諸問題の解決方法を模索している。労働者不足に関して言えば、各産業の中でも、一次産業の担い手の不足が深刻だ。地方の若年層の人口減少、農業従事者の高齢化、作業内容の難しさなどがあり、技能伝承や人材育成が困難となりつつある。このような山積する課題を解決する切り札として、意外にも注目されているのが「スマートグラス」だ。福島県のある自治体の事例を交えつつ、その活用方法を見ていこう。
記事 5G・次世代通信 なぜ「5G」を使いこなせる?成果を出す「某4社」が実践した“ある工夫”とは 2024/02/21 2020年からスタートした第5世代移動通信システム「5G」は、ビジネスの在り方を大きく変えるかもしれない。私たち一般消費者に馴染みのある通信規格「4G」や「LTE」と比べると、5Gではより「高速・大容量・低遅延・多数同時接続」の通信が可能となる。そのため、自動運転や遠隔医療、ファクトリーオートメーションなど、産業領域における変革を実現する技術として注目されているのだ。一方で、5Gのビジネス実装にはまだまだ超えるべきハードルも多い。本記事では、課題を乗り越え、5Gを有効活用するための方法を解説する。
記事 ロボティクス 4年でコスト「600万円削減」も?「ロボット活用」が大成功するここだけの必見ポイント 2024/02/20 多くの企業がDX推進を重大テーマとする中、ロボット活用が加速度的に進められている。たとえば外食チェーンで導入が進む配膳ロボットや、有人による対面を前提としていた接客業務のロボット化など、その事例は多岐にわたる。こうした事例が増えてきたことで人々によるロボットへの不安感なども徐々に払しょくされてきた一方、費用対効果の面で不安に感じたり、そもそもどの業務をロボットに代替すべきかに悩む企業が散見される。そこで今回は、ロボット活用の事例とともに、活用動向や導入時に留意すべきポイントなどについて解説する。
記事 地方自治体・地方創生・地域経済 ITで“魅力度”高い茨城県へ、RPAで「7.5万時間」削減、意外とスゴイ自治体DXの全貌 2024/02/19 魅力度ランキングで低迷が続く茨城県だが、実はデジタル化やDXにおいては各都道府県の中でも先進的な取り組みを進めている。都道府県別のデジタル度を示すDCI(デジタル・ケイパビリティ・インデックス)では、福井県、東京都に次ぐ第3位(2022年)。こうしたデジタル化・DXを通して、魅力ある「新しい茨城県」の実現を目指している。そこで今回は、同県のDXに携わるキーパーソン4名に、その全貌について語ってもらった。
記事 AI・人工知能・機械学習 NECの緻密な「生成AI」戦略、独自開発LLM(大規模言語モデル)で描く“勝ち筋”とは 2024/02/19 数年前、「日本のAIは周回遅れ」と言われていた。しかし「生成AI」が注目されて以降、状況は変わりつつある。中でも最近のNECの動きは熱い、そして早い。AIの研究開発用に超並列処理が可能なAIスーパーコンピューターを構築し、独自の大規模言語モデル(LLM)「cotomi」をリリースすると同時に、生成AIを事業化する専門組織「NEC Generative AI Hub」を立ち上げた。その組織でシニアエバンジェリストとして活躍する野口圭氏に、同社の生成AI戦略を聞いた。
記事 コンテンツ・エンタメ・文化芸能・スポーツ 【単独】逆境の出版業界、「それでも未来は明るい」と断言できる理由 2024/02/16 紙の雑誌・書籍の売上げは1996年をピークに減り続け、全国の書店も減少を続けている。さらに今年は物流の2024年問題にも直面する出版業界。ところが、「それでも私は楽観的です」と述べる人物がいる。大手書店の紀伊國屋書店、蔦屋書店運営のカルチュア・コンビニエンス・クラブ(CCC)、日本出版販売(日販)が共同出資する異色の企業、ブックセラーズ&カンパニーの代表取締役社長 宮城 剛高 氏だ。書店発の取り組みに挑戦する宮城氏に、出版業界の「明るい未来」への道筋を聞いた。
記事 AI・人工知能・機械学習 生成AI、経営層が「投資に慎重」なワケ 大手企業の事例などから見る“やるべきこと” 2024/02/15 2023年以降、多様な機能を持つ生成AIが普及し、社会経済に影響を及ぼしている。しかし、多くの企業は大きな価値を創出できておらず、慎重な姿勢が見受けられる。IBMとオックスフォード・エコノミクスの調査では、経営層はAIの戦略的価値を十分活用できておらず、投資は増えるものの、現状では限定的だという。調査結果や日本および世界の大手企業の事例を踏まえて生成AI導入のための行動指針を提言する。
ホワイトペーパー 業務効率化 ITアナリストが伝授「IT資産管理の秘訣」、4つのメリットを得るコツとは? 2024/02/09 近年、急速に進むDX。その一方で、多くの企業でITガバナンスが崩壊の危機に瀕している。実際にある調査結果では、クラウドサービスの導入率が76.5%であるのに対し、従業員が利用するクラウドサービス(SaaS)を完全に把握できている企業はわずか19.4%に留まっているという。この状況について、数多くの企業のITコンサルティングを手掛けてきたITアナリストの伊藤 清氏は「企業の経営面を左右する喫緊の課題」と指摘する。同氏にIT資産管理の必要性と、効率よくIT資産管理を実践する秘訣を聞いた。
記事 ERP・財務会計・人事給与 データドリブン経営の条件「FP&A」とは?製造大手が実現、高度経営管理のデジタル戦略 2024/02/09 先行き不透明なビジネス環境に即応するため、データドリブン経営の重要性が高まっている。財務・経理部門の役割も、トップの意思決定支援だけでなく、事業への直接的なアドバイザーとなる「FP&A(Financial Planning & Analysis:財務計画と分析)」の役割が、より求められるようになってきた。ではデータドリブン経営を実現する経理・財務部門のFP&A化に向けて、どのように変革し、データ活用基盤を整備していけば良いだろうか。FP&A化の最新動向や、経営管理基盤のデジタル化など、「経営管理DX」実現のポイントを有識者が解説する。
記事 ペーパーレス化 対応済みのはずが「落とし穴」?電帳法とインボイスで陥りがちな罠の「一発解決」方法 2024/02/09 2022年に施行された改正電子帳簿保存法(電帳法)の猶予措置期間が終わり、いよいよ今年から、電子取引データの電子保存が義務化された。電帳法にはすでに対応策を導入済みという企業も多いが、ここに来て新たな問題が起こっている。2023年10月から実施されたインボイス制度との兼ね合いで、ある「落とし穴」にはまる可能性が出てきたのだ。その落とし穴とは一体何なのか。そして、2つの法令に対応する「最適解」は一体何なのかを解説する。