アクセンチュア 執行役員 AIセンター長 保科 学世
慶應義塾大学大学院理工学研究科博士課程修了。博士(理学)。アクセンチュアにてAI・アナリティクス部門の日本統括、およびデジタル変革の知見や技術を結集した拠点「アクセンチュア・イノベーション・ハブ 東京」の共同統括を務める。AI HUBプラットフォームや、業務領域ごとに体系化した AIサービス群「AI POWERED サービス」などの開発を統括すると共に、アナリティクスやAI技術を活用した業務改革を数多く実現。『データドリブン経営改革』(日本経済新聞出版)、『責任あるAI』(共著、東洋経済新報社)、『AI 時代の実践データアナリティクス』(共著、日本経済新聞出版)、『HUMAN+MACHINE 人間+マシン』(監修、 東洋経済新報社)、『データサイエンス超入門 ビジネスで役立つ「統計学」の本当の活かし方』(共著、日経 BP社)、『アクセンチュアのプロフェッショナルが教える データ・アナリティクス実践講座』(監修、翔泳社)、『生成AI時代の「超」仕事術大全』(東洋経済新報社)、『生成AI 協働・共生の時代』(日経BP社)など著書・監修書多数。厚生労働省保健医療分野AI開発加速コンソーシアム構成員など歴任。一般社団法人サーキュラーエコノミー推進機構理事。
ジェネレーティブAI(生成AI)の代表格、ChatGPTは公開から3カ月ほどで、「MBA最終試験の解答がB(合格レベル)評価を獲得」「米司法試験の解答が上位10%のスコアを獲得」「日本の医師国家試験に合格」したほどの実力を持つ。あまりのスピードの速さに「生成AIスキルが陳腐化するのでは」と憂慮する声もある。では陳腐化しない生成AIスキルとは何か? 本稿ではアクセンチュア 執行役員 AIセンター長 保科 学世氏が提唱する2018年から現在も古びない「AIとの8つの融合スキル」を紹介する。「人間がAIを補完するスキル」「AIに人間の力を拡張させるスキル」「人間とAIのハイブリッド活動」に分けてそのポイントを確認しよう。