• 2025/04/12 掲載

グローバル債券ファンド、週間の売越額5年ぶりの大きさ

ロイター

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[11日 ロイター] - LSEGリッパーのデータによると、9日までの1週間にグローバル債券ファンドから257億1000万ドルが流出した。週間での売越額は、2020年4月1日までの週以来、約5年ぶりの大きさだった。景気後退懸念のほか、米中貿易戦争の激化に伴う米国のインフレ懸念が高まる中、比較的安全な資産とみなされてきた債券からも資金が流出した。

米10年債利回りは4.45%近辺。今週に入って45.5ベーシスポイント(bp)程度上昇し、週間としては01年11月以来の上昇の大きさとなった。

一部のアナリストは、米国債の売りについて、金融システムの基盤としての信用力が変化しつつある兆候だと指摘している。地政学的な緊張や、米国の金融面の優位性に対する懐疑的見方が強まっていることから、米国債が売り圧力にさらされているとしている。

地域別では、米国債券ファンドから156億4000万ドルの売り越し。欧州ファンドからは127億2000万ドルが流出。一方、アジアファンドは2億8900万ドルの買い越しだった。

高利回り債ファンドからは159億2000万ドル、ローン・パーティシペーション・ファンドからは66億9000万ドルがそれぞれ流出した。

マネー・マーケット・ファンドには258億ドルが流入し、2週連続で買い越し。

市場の急激な変動の中、グローバル株式ファンドから107億ドルが流出した。

セクター別の株式ファンドでは、金融から32億3000万ドル、ヘルスケアから12億1000万ドル、テクノロジーから8億6700万ドル、それぞれ流出した。貴金属ファンドは10億3000万ドルの買い越しで、9週連続の流入。

新興市場ファンドでは、株式から49億ドル、債券から36億ドル、それぞれ流出した。

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