- 2025/04/07 掲載
内外の経済・金融市場動向を緊張感持って注視=米関税巡り官房長官
[東京 7日 ロイター] - 林芳正官房長官は7日午前の記者会見で、トランプ米政権の関税措置の影響を巡り政府として「内外の経済・金融市場の動向などを緊張感を持って注視するとともに、経済・財政運営に万全を期していく」考えを表明した。
石破茂首相とトランプ米大統領が週内にも会談を開く予定かとの質問には、電話会談を現在調整中だと明らかにした。
米関税措置は日米両国の経済関係に大きな影響を及ぼすとし、「措置の見直しを強く求めていく」と改めて述べた。
林官房長官によると、石破首相は6日、加藤勝信財務相と赤沢亮正経済再生相に対し、米関税による国内産業や雇用への影響を勘案し資金繰り支援などの対策に万全を期すとともに、足元の世界金融・資本市場に不安定な動きがみられるとして市場や投資家の動向を注視するよう指示。これを受けて関係閣僚の協力・連携に向けた会議体を設置し、「政府を挙げて対応」する姿勢だと語った。
*内容を追加しました。
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