• 2025/03/18 掲載

中国BYDが欧州第3工場を検討、最有力地はドイツ=関係筋

ロイター

photo
  • icon-mail
  • icon-print
  • icon-hatena
  • icon-line
  • icon-close-snsbtns
会員になると、いいね!でマイページに保存できます。
Giulio Piovaccari

[ミラノ 17日 ロイター] - 中国電気自動車(EV)大手の比亜迪(BYD)は、欧州で3番目の工場をドイツに建設する案を検討している。ドイツが昨年、中国製電気自動車(EV)に関税を課す措置に反対したことを勘案した。事情に詳しい関係者がロイターに語った。

BYDのステラ・リー副社長は今月、業界紙アウトモビルボッヘのインタビューで、欧州で3番目の工場建設を検討していると明らかにしたが、具体的な場所には言及しなかった。BYDは既にハンガリーとトルコで工場の建設を進めている。

関係者の話では、ドイツはBYDにとって工場建設場所の最有力候補地だが、社内では同国の高い労働コストとエネルギーコスト、低い生産性、乏しい柔軟性が理由で疑問が投げかけられている。最終的な判断はまだ下されていないという。

BYDはコメント要請に返答しなかった。

関係者によると、BYDは輸入関税を支持する国には投資しないよう求める中国政府の指令にも従わなければならない。このため、関税を支持しているイタリアやフランスなどは候補から外れていると考えられる。

関係者は、欧州の各国が向こう数年間でどの程度「中国寄り」になるかが第3工場建設の決定的な判断材料になりそうだと話した。また最終判断は、欧州におけるBYDの販売実績や、ハンガリーとトルコの工場の設備稼働率にも左右されると付け加えた。

評価する

いいね!でぜひ著者を応援してください

  • 0

会員になると、いいね!でマイページに保存できます。

共有する

  • 0

  • 0

  • 0

  • 0

  • 0

  • 0

  • icon-mail
  • icon-print
  • icon-hatena
  • icon-line
関連タグ タグをフォローすると最新情報が表示されます
あなたの投稿

    PR

    PR

    PR

処理に失敗しました

人気のタグ

投稿したコメントを
削除しますか?

あなたの投稿コメント編集

機能制限のお知らせ

現在、コメントの違反報告があったため一部機能が利用できなくなっています。

そのため、この機能はご利用いただけません。
詳しくはこちらにお問い合わせください。

通報

このコメントについて、
問題の詳細をお知らせください。

ビジネス+ITルール違反についてはこちらをご覧ください。

通報

報告が完了しました

コメントを投稿することにより自身の基本情報
本メディアサイトに公開されます

必要な会員情報が不足しています。

必要な会員情報をすべてご登録いただくまでは、以下のサービスがご利用いただけません。

  • 記事閲覧数の制限なし

  • [お気に入り]ボタンでの記事取り置き

  • タグフォロー

  • おすすめコンテンツの表示

詳細情報を入力して
会員限定機能を使いこなしましょう!

詳細はこちら 詳細情報の入力へ進む
報告が完了しました

」さんのブロックを解除しますか?

ブロックを解除するとお互いにフォローすることができるようになります。

ブロック

さんはあなたをフォローしたりあなたのコメントにいいねできなくなります。また、さんからの通知は表示されなくなります。

さんをブロックしますか?

ブロック

ブロックが完了しました

ブロック解除

ブロック解除が完了しました

機能制限のお知らせ

現在、コメントの違反報告があったため一部機能が利用できなくなっています。

そのため、この機能はご利用いただけません。
詳しくはこちらにお問い合わせください。

ユーザーをフォローすることにより自身の基本情報
お相手に公開されます