- 2025/03/06 掲載
米人員削減、2月は245%増 連邦政府職員の解雇が影響
連邦政府職員の解雇、契約キャンセル、貿易戦争への懸念が背景にあるとみられ、トランプ政権が労働市場に与えた打撃が鮮明になった。
2月は連邦政府の17機関が6万2242人の人員削減を発表、全体の削減数のかなりの割合を占めた。政府の人員削減数は今年1─2月は約6万2530人と、前年同期比で4万1311%増となっている。
チャレンジャーのシニアバイスプレジデント、アンディ・チャレンジャー氏は「大量解雇が起こると、残った人も不安や不確実性を感じる傾向がある。自主的な退職者が今後、増える可能性が高い」と述べた。
実業家イーロン・マスク氏が率いる政府効率化省(DOGE)が連邦政府職員の解雇を進める中、チャレンジャーはDOGEが関連する削減数(連邦政府職員と請負業者)は6万3583人に上るとしている。
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