- 2025/02/13 掲載
中国人民銀行、適切な時期に金融政策調整へ 景気下支え
第4・四半期の金融政策執行報告で「現在、外部環境の変化による悪影響が深まっている。不十分な内需や多くの潜在的なリスクといった課題が依然存在している」と指摘。
金利や預金準備率などの金融政策手段を包括的に活用し「国内外の経済・金融情勢に基づいて政策措置の強度とペースを調整する」と表明した。
流動性を潤沢に保ち、物価の合理的な回復を促すとともに、人民元の為替レートを「合理的で均衡のとれた」水準で基本的に安定させる意向も示した。
中国指導部は昨年12月、デフレ圧力やさまざまな逆風を背景に、金融政策のスタンスを従来の「穏健」から14年ぶりに転換し「適度に緩和的」にすると発表した。
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