- 2024/08/29 掲載
カンタス航空、新たに自社株買い 通年利益は減少
[29日 ロイター] - オーストラリアのカンタス航空は29日、最大4億豪ドル(2億7136万米ドル)の追加的な自社株買い計画を発表した。
同日発表した2024年度(23年7月―24年6月)決算は、税引き前利益が16%減の20億8000万豪ドルで、ビジブル・アルファがまとめたコンセンサス予想と一致した。
燃料価格が上昇したのに加え、業界全体で輸送能力が正常化し、競争が高まって料金が低下したことが減益につながった。
カンタスは、25年度上期の燃料コストは前年同期と同じ27億豪ドルになると予想。「市場の輸送能力が回復を続ける中、グループ全体の国際線旅客収入は25年度上期に7─10%減少する見通しだ。ただ25年度通年では減少ペースが緩やかになると予想される」とし、25年度第4・四半期(25年4─6月)には旅客収入が前年比で増加に転じるとの見通しを示した。
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