- 2024/03/25 掲載
ダイハツ、ベア2000円回答=組合、要求見送りでも―24年春闘
ダイハツ工業は25日、2024年春闘で基本給を底上げするベースアップ(ベア)を月2000円とすると労働組合に回答した。労組側は「認証不正問題で経営の先行きが見通せない」として、ベア要求を見送っていた。年間一時金は、労組側の要求通り5.0カ月分(前年の要求と実績はともに5.5カ月分)を回答した。
ダイハツはベア実施に踏み切った理由について「風土改革に全力で取り組んでいくという組合員の決意に、会社としても応えたいとの思いから回答した」(広報室)としている。労組側は社側の回答を了承し、妥結に向けた手続きに入る。
【時事通信社】
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