- 2024/03/25 掲載
中国配車の滴滴、第4四半期は黒字転換 規制問題から回復傾向
売上高は55.4%増の494億元だった。
第4・四半期の純損益は、アプリの不具合でサービスが利用できなくなったユーザーへの補償に伴い昨年11月に発生した多額の特別費用にも影響を受けた。
数時間続いた不具合に対する謝罪の一環として、同社は数百万人の利用者に対し、1枚当たり10元(1.4ドル)相当のクーポンを提供した。
滴滴は2021年、許可なく米国での新規株式公開(IPO)を目指したとして、中国サイバーセキュリティー規制当局の調査を受け、新規ユーザー登録やアプリが禁止された。
同社は22年7月、データセキュリティー関連法違反で12億ドルの罰金を科されたが、23年初頭にアプリの再開が許可され、こうした規制上の問題から脱却し始めた。
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