• 2024/03/25 掲載

キリン、豪州に「氷結レモン」投入=飲食店向け、海外で酎ハイブーム狙う

時事通信社

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キリンホールディングス(HD)が、酎ハイ「氷結レモン」をオーストラリアで飲食店向けに販売することが25日、分かった。国内ビール類市場の縮小が続く中、日本発の「酎ハイ」を海外事業の柱に育てる戦略。ビールに比べ低カロリーといった点が評価され、豪州市場で先行投入した家庭用の売れ行きは想定以上。飲食店での提供も広めて、酎ハイブームを起こしたい考えだ。

月内にも豪州子会社を通じて、一部の飲食店向けに49.5リットル入りのたるの販売を始める。氷結のたる売りは日本を含めて初。豪州では人件費の高騰やカクテルを作るバーテンダーの不足に飲食店が悩まされているという。このためサーバーから注ぐだけで提供できる酎ハイには、業務用でも勝算があると判断した。

豪州では、家庭向けには2023年8月に缶の氷結レモンの現地での製造と販売を始めた。販売数量はすでに500万本(330ミリリットル換算)を突破し、当初目標を大きく上回った。日本の酎ハイが新鮮に受け止められていることに加え、健康意識の高まりで、ビールなどと比べてカロリーが低い酎ハイに関心が高まっていると分析する。

キリンHDは、家庭用の缶商品と飲食店向けとの両輪で「若年層をターゲットに氷結ブランドの認知度を高めていく」(関係者)考え。豪州はキリンHDの注力地域で、22年4月からは国産ウイスキー「富士」の輸出にも取り組んでいる。

【時事通信社】 〔写真説明〕オーストラリアの飲食店で提供される「氷結レモン」(キリンホールディングス提供)

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