- 2024/03/22 掲載
独IFO業況指数、3月は87.8に上昇 予想上回る
[ベルリン 22日 ロイター] - 独IFO経済研究所が22日発表した3月の業況指数は87.8に上昇し、ロイターがまとめた市場予想の86.0を上回った。
ただ、景気後退(リセッション)入りは避けられないとみられる。
IFOのクレメンス・フュースト所長は「ドイツ経済は地平線に光を垣間見ている」と指摘。期待指数も大幅に改善し、現況指数も上昇した。
コメルツ銀行のチーフエコノミスト、イエルク・クレーマー氏は「IFO業況指数の大幅な改善は希望を与えてくれる」とし、金利とエネルギー価格の大幅な上昇の影響が薄れつつあると述べた。
ただ「夏季の半年で景気後退が終了しても、本物の好転と混同すべきではない」と述べた。
昨年第4・四半期の経済成長率はマイナス0.3%。今年第1・四半期にテクニカルリセッション入りすると広く予想されている。
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