２２日の東京株式市場で、日経平均株価は前日比７２円７７銭高の４万０８８８円４３銭と４営業日続伸して取引を終え、前日に続き最高値を更新した。米株高を受けて投資家心理が一段と改善し、大型株を中心に買いが入り、一時４万１０００円台に乗せた。東証株価指数（ＴＯＰＩＸ）は１７．０１ポイント高の２８１３．２２と６日続伸。１９９０年１月以来約３４年ぶりの高値となった。

円安も進行し、収益向上への期待から自動車株が買われた。前日の米国市場で半導体株が堅調となったことを受け、東京市場でも朝方には半導体関連株に買いが先行し、日経平均を押し上げた。ただ、買い一巡後は高値警戒感から利益確定売りに押され、上値が重くなった。

【時事通信社】