- 2024/03/09 掲載
衛星ロケット打ち上げ延期=「カイロス」、原因調査中―スペースワン
宇宙事業会社スペースワン(東京)は9日、同日午前に自社の発射場「スペースポート紀伊」(和歌山県串本町)で予定していた小型ロケット「カイロス」初号機の打ち上げを延期した。原因は調査中、延期日時も未定としている。
人工衛星を搭載した民間単独開発のロケット打ち上げは、成功すれば国内初だった。同社は小型衛星をロケットで宇宙に運ぶサービスの展開を目指しており、再び仕切り直しを迫られる。
カイロスは全長約18メートル、重さ約23トンで、3段式の固体燃料と液体燃料エンジンなどで構成。先端部に内閣衛星情報センターの小型衛星を搭載していた。
【時事通信社】 〔写真説明〕打ち上げが延期となった宇宙事業会社スペースワンの小型ロケット「カイロス」初号機=9日午前、和歌山県串本町(スペースポート紀伊周辺地域協議会提供)
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