- 2024/03/09 掲載
独鉱工業生産、1月は+1.0%で予想上回る 自動車は依然低迷
製造業の低迷がようやく底を打ったとの見方が広がっている。
ただ回復には程遠く、12月の指数は速報の1.6%低下から2.0%低下に下方修正された。
3カ月間平均では11─1月は前の3カ月に比べて1.5%低下した。
一方、輸出が伸びたことで期待の声も聞かれた。
INGのエコノミスト、カールステン・ブルゼスキー氏は「データから読み取れるのは、景気は底を打ちつつあるが、依然として循環的・構造的弱さの狭間にあるということだ。非常に長いトンネルの先にぼんやりとした光が見えてきたものの、急回復は難しいと思われる」と指摘した。
自動車の生産は7.4%減で全体を圧迫したが、化学、建設、食品製造はいずれも増加した。
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