• 2024/03/08 掲載

米リビアン、より小型で安価な新型EVを発表 納入前倒しを計画

ロイター

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Chris Kirkham

[ラグーナビーチ(米カリフォルニア州) 7日 ロイター] - 米新興電気自動車(EV)メーカー、リビアン・オートモーティブは7日、より小型で安価なSUV(スポーツタイプ多目的車)「R2」とクロスオーバー車「R3」を発表した。R2については、既存の米工場で生産を開始し、納入を2026年上半期に早める計画だ。

R2の価格は4万5000ドルからで、同社の旗艦モデルである「R1」のSUVとピックアップの価格を大きく下回る。高金利で需要が急速に鈍化する中、R2はリビアンの成功に不可欠とみられる。

同社は当初、R2をジョージア州に50億ドルを投じて新設する工場で生産する計画だったがこの日、イリノイ州ノーマルの工場で生産することで、26年中としていた納入時期を同年上半期に前倒しすると明らかにした。またR2投入まで十分な運転資金があると述べた。

ただノーマル工場での増産とジョージア州工場建設には多額の費用がかかる。リビアンは昨年、2回の社債発行で30億ドル余りを調達し、90億ドル強の現金を保有するが、一部のアナリストと投資家は、26年までに追加資金が必要になると指摘する。

同社広報担当によると、電動配送トラックも生産するイリノイ州工場の年間生産能力は15万台。R2が加わることで、年間総生産能力は21万5000台になる見通し。

一方でジョージア州工場は同社の長期戦略上、非常に重要な部分であることに変わりはないため、建設を後日再開するという。

リビアンの昨年の生産台数は5万7232台。今年は需要鈍化と、コスト削減と利益率改善を目的とした改修による生産休止で、伸び率は横ばいにとどまるとの見通しを示した。

この日発表したR3はR2よりもさらに安価で、投入はR2の後を予定している。

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