- 2024/03/07 掲載
ヘッジファンド、国際株式買い越し 23年3月以来の高水準=GS
[香港 7日 ロイター] - ゴールドマン・サックスによると、ヘッジファンドの2月のグローバル株式の買い越し額が2023年3月以来の高水準となった。米国株や日本株に対する強気な見方が広がった。
同社のプライム・サービス部門が6日付のリポートで明らかにした。
買い越し額は全ての主要地域で急増。具体的な買い越し額は明らかにしていない。
ヘッジファンドのリスク選好度は急速に高まっており、グロスレバレッジの水準は最近、過去最高を更新したという。
地域別では、米国株が7カ月ぶりに買い越しとなった。人工知能(AI)ブームで半導体関連株が買われた。
ただ、アップルやエヌビディアなど「マグニフィセント・セブン」への資金流入は「全体としては今年に入ってからほとんど変わってない」。相対的に規模の小さいハイテク株が選好されているという。
日本株を中心にアジアへの関心も戻りつつある。ヘッジファンドの日本株の買い越し額は8カ月ぶり高水準。
日本株への純配分は5年平均を上回る水準まで回復したが「依然として過去のピーク水準を大きく下回って」おり、一段の上昇余地があるという。
中国株も3カ月連続で買い越しとなりった。欧州株と新興国株(中国を除く)への純配分は約5年ぶりの高水準。
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