[北京 ７日 ロイター] - 中国税関総署が７日発表した統計によると、１─２月のレアアース（希土類）輸出は前年同期比１８．７％増の８７７４トンと、引き続き好調だった。

２０２３年は前年比７％超増えていた。電気自動車（ＥＶ）や風力発電などハイテク製品向けの需要拡大が追い風となったほか、中国が導入した半導体材料のゲルマニウムやガリウム、ＥＶ電池に使う黒鉛（グラファイト）の輸出規制を受けてレアアース輸出制限への懸念が強まったことも背景にある。