- 2024/03/07 掲載
にきび薬から発がん性物質を検出、FDAに回収要請=米検査機関
バリシャーはまた米食品医薬品局(FDA)に対し、当該製品の回収、調査と業界ガイダンスの改定を行うよう求める要請書を提出した。バリシャーによると、過酸化ベンゾイルを使用した処方薬と市販のにきび薬の両方に「許容できないほど高水準」でベンゼンが形成される可能性があるという。
レキットは声明で、今回の調査結果は「現実の状況ではなく、非現実的な状況を想定している」とし、全てのクレアラシル製品は「表示されている通りに使用し、保管すれば」安全だと説明した。
エスティ・ローダーは、クリニークは1つの商品で過酸化ベンゾイルを使用しており、「目的通りに使用すれば安全だ」と述べた。
ベンゼンは既に日焼け止め、手指の除菌剤、ドライシャンプーなどの消費者向け製品から検出されており、プロクター・アンド・ギャンブル(P&G)やジョンソン・エンド・ジョンソン(J&J)などの製品の回収につながっている。
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