- 2024/03/06 掲載
米モルガン・スタンレー、中国ファンド部門で9%の人員削減
[香港 6日 ロイター] - 米モルガン・スタンレーの中国の資産運用部門モルガン・スタンレー・インベストメント・マネジメント・チャイナは従業員の約9%を削減した。関係筋が明らかにした。
国内株式市場の低迷で資産運用業界の見通しが不透明になっていることが背景にある。同社は12月に人員削減を開始し、15人程度が影響を受けたという。
モルガン・スタンレーは2023年に合弁相手から株式を買い取り完全子会社化し、社名も変更した。人員削減は買収後初めて。
開示資料によると、運用資産は23年末時点で198億元(27億5000万ドル)と、ピークの21年6月から53%急減した。合弁相手の華興証券の決算によると、同部門は22年に4850万元、23年上半期に2320万元の営業損失を計上した。
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