[１日 ロイター] - 米リッチモンド地区連銀のバーキン総裁は１日、米経済には依然として物価上昇圧力が存在しており、米連邦準備理事会（ＦＲＢ）が利下げをいつ開始できるかを予測するのは時期尚早と述べた。

ＣＮＢＣとのインタビューで、今年の利下げに関する質問に対し「いずれ分かる」と応じた上で「私は依然としてインフレが低下することを期待しており、インフレが正常化すれば金利を正常化したい理由が正当化されるが、私にとってインフレが先だ」と指摘。「賃金圧力、インフレ圧力も依然としてある。前日も高水準のインフレ指標が発表されたばかりだ。財のインフレは落ち着きつつあるが、サービス面はそれほどではない」とした。