- 2024/03/01 掲載
ハイテク株や暗号資産に資金流入=BofA週間調査
[ロンドン 1日 ロイター] - バンク・オブ・アメリカ(BofA)の週間調査によると、2月28日までの1週間は、超大型ハイテク株7銘柄「マグニフィセント・セブン」など、ハイテク株に昨年8月以来最大となる47億ドルが流入した。
年率換算では988億ドルと過去最高を記録する勢い。調査はEPFRのデータを基にしている。
暗号資産(仮想通貨)への資金流入も24億ドルと、前週の12億ドルから倍増した。上場投資信託(ETF)に資金が流入し、ビットコインが急伸。史上最高値の6万9000ドル付近を視野に入れる展開となっている。
市場では今年半ばまでに米連邦準備理事会(FRB)の利下げがあると見方が広がっており、リスク資産に資金が流入している。
BofAは「FRBの利下げが『アニマル・スピリット』とリスク資産への資金流入を刺激している」と述べた。
一方、新興国株式からは10億ドルが流出。昨年11月以来の資金流出となった。中国に投資するファンドから昨年10月以来最大となる16億ドルが流出した。
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