- 2024/03/01 掲載
人型ロボットのフィギュアAI、エヌビディアやMSから6.75億ドル調達
[29日 ロイター] - 人型ロボットを開発する米新興企業フィギュアAIは29日、アマゾン・ドット・コムの創業者ジェフ・ベゾス氏や半導体大手エヌビディア、マイクロソフト(MS)などから6億7500万ドルを調達したと発表した。企業価値の評価額は26億ドル。
対話型人工知能(AI)「チャットGPT」を手がけるオープンAIと協力関係を結んだことも明らかにした。人型ロボット用の生成AI開発で協力する。
調達ラウンドにはオープンAIスタートアップファンド、アマゾン・インダストリアル・イノベーション・ファンド、パークウェイ・ベンチャー・キャピタル、インテル・キャピタル、アライン・ベンチャーズ、ARKインベストなども参加した。
フィギュアAI創業者のブレット・アドコック最高経営責任者(CEO)は、ロボット工学用大規模言語モデルの開発、製造強化、雇用拡大に資金を充てると述べた。
また、AIインフラとトレーニングにマイクロソフトのクラウドサービス「アジュール」を活用すると語った。
同社が開発するAIモデルはチャットGPT最新版を基に、フィギュアAIが収集したロボット工学の行動データで特別に訓練されたものになる。
昨年実施した外部投資家からの初の調達ラウンドで、パークウェイ・ベンチャー・キャピタルが率いる投資家から7000万ドルを調達した。
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