- 2024/02/29 掲載
米自動車業界団体、加州のガソリン車販売禁止計画は11州で達成困難と訴え
[ワシントン 28日 ロイター] - 米国で電気自動車(EV)大手を除くほとんどの主要メーカーが加盟する「米国自動車イノベーション協会(AAI)」は28日、カリフォルニア州が定めた2035年にガソリン車販売を全面禁止する計画について、同計画を採用している他の11州ではEV需要が不足しているため達成は難しい、との意見を環境保護局(EPA)に提出した。
AAIは、ルールを順守する負担がメーカー側にあるとはいえ「各州の顧客が(ゼロエミッション車の)技術を受け入れ、十分な数を購入してくれるかは分からない。これらは概してメーカーがコントロールできる範囲を超えている」と訴えた。
カリフォルニア州の計画では、2026年までに販売する新車の35%をEVかプラグインハイブリッド車にすることが義務付けられており、この比率は30年までに68%、35年までに100%に引き上げられる。
AAIは、同州の計画を採用している州では1州を除く全てで、EVとプラグインハイブリッド車、燃料電池車の販売台数を2倍以上に増やす必要があるという。
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