- 2024/02/29 掲載
鉱工業生産速報1月は前月比7.5%低下、自動車減産で判断引き下げ
[東京 29日 ロイター] - 経済産業省が29日公表した1月の鉱工業生産指数速報は、前月比7.5%低下と2カ月ぶりのマイナスとなった。これまでの上昇の反動に加え、工場稼働停止などの影響で自動車工業を中心にほとんどの業種が低下した。経産省は、基調判断を従来の「一進一退」から、「一進一退ながら弱含み」に下方修正した。
ロイターが集計した民間調査機関の予測中央値は、前月比7.3%低下だった。
企業の生産計画などを集計して算出する予測指数は、2月が前月比4.8%上昇、3月が同2.0%上昇だった。
1月は自動車工業が前月比17.8%と大幅に減少したほか、一般用蒸気タービンなど汎用・業務用機械が12.6%減少、リチウムイオン電池など電気・情報通信機械が8.3%減少した。
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