- 2024/02/28 掲載
ENEOSHD、宮田副社長が社長に昇格 取締役の監督強化へ
[東京 28日 ロイター] - ENEOSホールディングスは28日、宮田知秀副社長が4月1日付で社長に昇格する人事を発表した。宮田氏は昨年12月に前任の斉藤猛社長(当時)が女性への不適切行為で解任されてから、社長職を代行していた。
ENEOSHDは同時に、経営トップの不適切行為が相次いだことを受け、再発防止策を決めたと発表。相次ぐ不適切行為の発覚は「痛恨の極み」として、重責を担う取締役としての緊張感を維持するため、取締役相互のモニタリングを一層強化するとした。
ガバナンスの透明性を向上するため、2024年6月から社外取締役の比率を50%超まで引き上げ、社外取締役の中から取締役会議長を選出する。
ENEOSHDでは当時の杉森務会長が22年8月に辞任。その後、辞任の理由が「不適切な言動」だったことが明らかになっている。グループ会社で再生可能エネルギーの開発を手掛けるジャパン・リニューアブル・エナジー(JRE、東京都港区)も今月、セクハラ行為があったとして安茂会長を解任した。
関連コンテンツ
PR
PR
PR