- 2024/02/28 掲載
モルガンS、欧州株指数の年末目標引き上げ
今年初め時点で欧州株に対して強気の見方をしていたモルガン・スタンレーだが、人工知能(AI)ブームや、ディール件数の増加、米経済のソフトランディング(軟着陸)期待がさらなる追い風になると見ている。
ストラテジストチームはノートに「米連邦準備理事会(FRB) の政策転換後にソフトランディングへと進むという教科書通りの動きが強まってきた。その結果、市場が過去のソフトランディング局面と同じような価格修正を迎えるとの確信が増しつつある」と記した。
またモルガン・スタンレーは半導体セクターと旅行・娯楽セクターの投資判断を「イコールウエート」から「オーバーウエート」に引き上げた。
半導体に関してはAI関連の経済活動の高まりを背景に、設備増強に加えて、先端半導体製造装置の供給も拡大するだろうという。
旅行・娯楽セクターの判断引き上げは、プラスのフリーキャッシュフローと力強い業績見通しが理由だ。
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