- 2024/02/28 掲載
社員900人削減=全世界で8%―ソニーGゲーム子会社
ソニーグループ子会社で、「プレイステーション(PS)5」などのゲーム事業を担うソニー・インタラクティブエンタテインメント(SIE)は27日、全世界の社員の8%に当たる約900人の人員を削減すると発表した。同社は、成長のため組織のスリム化が必要と判断した。
ゲームは、ソニーG全体の売り上げの3割を占める主力事業。ソニーGは14日、2024年3月期のPS5年間販売台数見通しを2100万台前後(従来予想2500万台)に引き下げたと発表した。SIEは27日公表した社員向けメッセージで、「構造改革により経営資源を合理化することで、SIEの持続的な成長を実現させることを目指す」と説明した。
対象は事務や開発などすべての部門で、削減のスケジュールは国や地域ごとに異なる。日本では希望退職を募る予定。削減対象となった社員には特別退職手当の支給などを行う。
【時事通信社】
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