- 2024/02/28 掲載
インフレ圧力根強い、政策変更前に一段の確証必要=英中銀副総裁
ラムスデン副総裁は欧州金融市場協会(AFME)で行う講演の原稿で「サービスインフレと賃金の伸びは、ここ数カ月で昨年秋の予想より大きく低下しているが、インフレの持続性を示す重要な指標は依然として高水準にある」と指摘。「この持続性がどの程度続くのか、金利を現行水準にどの程度の期間維持する必要があるのか、より多くの情報が必要になる」と述べた。
英中銀は今月1日の会合で、政策金利を約16年ぶりの高水準である5.25%に据え置くと決定。金融政策委員会9人のうち、ラムスデン副総裁を含む6人が据え置きに賛成した。
市場では現在、英中銀は8月に利下げに着手すると予想されている。
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