- 2024/02/27 掲載
ヘッジファンドが米上場アジア株に資金投入、日本株急伸で=Mスタンレー
[香港 27日 ロイター] - モルガン・スタンレーは26日付のリポートで、日本株に対する楽観的な見方を背景に、今年に入ってから米国市場に上場するアジア株にヘッジファンドの資金が大幅に流入していると指摘した。
米国と欧州のヘッジファンドを中心とする世界の機関投資家は、米国で取引されるアジア株を204億ドル買い越し、純流入額は四半期ベースで過去最高を記録する見通し。
過去4年間のほとんどの四半期には、アジア企業のADR(米国預託証券)は純流出となっている。
今年1─2月の買いは、銀行や自動車など米国上場の幅広い日本株に集中。モルガン・スタンレーによると、三菱UFJフィナンシャル・グループ、三井住友フィナンシャルグループ、野村ホールディングス、ホンダ、武田薬品工業が買われた。
一方、米市場に上場しているインドとシンガポールの企業が最も売られ、中国株への資金フローはまちまちだったという。
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