- 2024/02/23 掲載
株最高値「一喜一憂せず」=市場動向を注視―鈴木金融相
鈴木俊一金融相は22日、日経平均株価が史上最高値を更新したことに関し「株価の水準に一喜一憂せずに、目の前の課題に着実に対応していく」と述べた。財務省内で記者団の取材に応じた。その上で「企業の稼ぐ力の強化や、物価高に負けない賃金の実現に取り組み、生活実感の向上も図っていく」と強調した。
これに先立ち、鈴木氏は同日の衆院予算委員会で、日本の株式市場について、時価総額や取引額の増加を例に挙げて「規模や流動性の面から(バブル期と比べ)大きく成長している」と評価。「引き続き市場の動向を注視していきたい」と述べるとともに、「上場企業の中長期的な成長力向上、ひいては株式市場の魅力を高めるための取り組みを進めていきたい」と語った。
【時事通信社】 〔写真説明〕鈴木俊一金融相=1月25日、東京都千代田区
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