• 2024/02/06 掲載

英利下げ、「するかどうか」ではなく「いつするか」の問題=ピル氏

ロイター

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David Milliken

[ロンドン 5日 ロイター] - イングランド銀行(英中央銀行)のチーフエコノミスト、ヒュー・ピル氏は5日、英中銀の多くの政策当局者にとって今問われているのは利下げを開始するかどうかではなく、いつ利下げを開始するのが適切かということだと述べた。

英中銀主催のオンライン・フォーラムで、自身を含む英中銀当局者は利下げに賛成する前に、賃金やサービス価格など基調的なインフレ要因が弱まっていることを示す更なる兆候が必要と考えていると説明。議論の焦点は「経済における金融政策の制約レベルを引き下げ、政策金利の引き下げを開始できる十分な証拠の蓄積が得られるのはいつなのか」にややシフトしているとした。

その上で、ベイリー総裁が焦点を当てようとしていたのは「利下げするかどうか」ではなく「いつ利下げするか」だとの見解を示した。

ピル氏は先週2日、英中銀が利下げ開始を始めるのに適切な時期がしばらく先になるとの見解を示していた。長期的なインフレ圧力の持続性が不透明だと指摘した。

英中銀は先週1日、政策金利を約16年ぶりの高水準である5.25%に据え置いた。ベイリー総裁は、インフレは「正しい方向に進んでいる」としながらも、中銀は慎重な姿勢を維持しており、インフレ率が目標の2%に向けて低下しても「仕事が終わった」わけではないと強調。「インフレが目標の2%まで低下し、その水準にとどまるという証拠を利下げ前に見極める必要がある」と述べた。

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