- 2024/02/06 掲載
マクドナルド、四半期売上高が約4年ぶりに予想割れ 中東・中国など低調
売上高は64億1000万ドル。IBESのまとめたアナリスト予想は64億5000万ドルだった。
2023年売上高の10%を占める国際開発ライセンス市場部門(中東含む)の売上高は0.7%増と、伸びは市場予想の5.5%を大幅に下回った。
米株式市場序盤の取引で、マクドナルドの株価は約3%下落した。
クリス・ケンプチンスキー最高経営責任者(CEO)は先月、イスラエルとイスラム組織ハマスの戦闘や同社ブランドに関する誤った情報により、中東など複数の市場で事業に影響が出ていると述べていた。
マクドナルドの第2の市場である中国では個人消費の低迷が続いているほか、インドのフランチャイズ加盟店は3年ぶりの減収となった。
世界既存店売上高は3.4%増と、過去3年で最も低い伸びとなり、市場予想の4.9%増を下回った。
米既存店売上高は4.3%増と、予想の4.4%増を小幅下回った。データ会社Placer.aiによると、10月の来客数は13%減、11月は4.4%減、 12月は4.9%減と、米事業が減速しつつある兆候を示唆した。
調整後1株当たり利益は2.95ドルと、市場予想の2.82ドルを上回った。
店舗数については、年内に1600店超の純増を見込む。
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