- 2024/02/02 掲載
米ISM製造業景気指数、1月は49.1 15カ月連続で50割れ
ロイターがまとめた市場予想は47.0。前月は47.1(下方改定)だった。
15カ月連続での50割れは2000年8月─02年1月以来最長。
ISMによると、同指数が長期的に48.7を下回る状況は経済全体の縮小を意味する。製造業が米経済に占める比率は10.3%。
先行指標となる新規受注指数は52.5と、昨年12月の47.0から改善した。
生産指数は50.4と、前月の49.9から改善。価格指数も前月の45.2から52.9に上昇し、モノのインフレの高まりを示した。
供給業者の納入を示す指数は49.1と、前月の47.0から上昇。50を下回ると工場への納品が速くなることを示す。
雇用指数は引き続き低調。しかし、2日発表される1月の米雇用統計に影響する公算は小さいとみられる。
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