- 2024/02/01 掲載
自動運転、体験して=ホンダ、茨城で2月中旬から実験
ホンダは1日、新開発の自動運転車を活用した実証実験を「道の駅常総」(茨城県常総市)で2月中旬に始めると発表した。道の駅と約850メートル先のイチゴ狩り農園を往復する自動運転車に無料で体験乗車できる。データを蓄積して商品開発に役立てるのが狙い。イチゴ狩りをしなくても乗れるという。
実験に使う車両「CiKoMa」(サイコマ)は、ワゴン型の電気自動車(EV)で4人乗り。最高時速は20キロ。農園では、背格好などの特徴を認識した人物に自動で随行する荷物運搬ロボット「WaPOCHI」(ワポチ)との散策も体験できる。最大30キロの荷物を運んでくれる。
サイコマもワポチも人工知能(AI)を搭載し、障害物を自動的に回避したり、人間が手を振る動作に反応したりする機能を備える。ホンダはこれらを地方自治体などに販売したい考えで、安井裕司エグゼクティブチーフエンジニアは「実証実験を重ね、精度を高めていきたい」と話している。
【時事通信社】 〔写真説明〕ホンダが2月中旬から「道の駅常総」で実証実験を始める自動運転車両「CiKoMa」(サイコマ)=1月30日、茨城県常総市 〔写真説明〕荷物を載せ、認識した人物に自動で随行するホンダのロボット「WaPOCHI」(ワポチ)=1月30日、茨城県常総市
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