- 2024/02/01 掲載
中国製造業PMI、1月は横ばいの50.8 新規輸出受注が増加=財新
アナリスト予想の50.6も上回った。
財新智庫のシニアエコノミスト、王哲氏は「迅速な物流、調達の拡大、在庫の増加は景況感改善の反映だ」としつつ、雇用は依然として縮小しており、物価水準は抑制され、「デフレ圧力が持続している」と指摘した。
新規輸出受注が小幅ながら拡大したことは外需が改善し始めた兆候かもしれないが、連休となる春節(旧正月、今年は2月10日)の影響を受けた可能性もある。
一方、中国国家統計局が31日発表した1月の製造業PMIは49.2で昨年12月の49.0から上昇したものの、50を4カ月連続で下回った。
これらの結果を総合すると、景気は依然としてさえず、さらなる政策支援が必要なことを示している。
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