- 2024/02/01 掲載
独CPI、1月は前年同月比3.1%上昇に鈍化
エネルギー価格は2.8%低下した。
変動が激しい食品とエネルギーを除いたコアインフレ率は3.4%と、昨年12月の3.5%から鈍化した。
ドイツとフランスのHICPは通常、ユーロ圏のCPIの公表前に発表されるため、エコノミストから注目されている。
フランスの1月のHICP速報値は3.4%上昇し、上昇率は前月の4.1%から鈍化した。
オックスフォード・エコノミクスのシニアエコノミスト、マテウス・ウルバン氏はドイツとフランスのインフレ率について「これが2月1日(発表される)のユーロ圏全体のインフレ率が市場予想の2.8%を下回るとみるのに十分かどうかははっきりしない」とした上で、「しかし、もしもそうであれば欧州中央銀行(ECB)が4月に利下げするとの観測が高まるだろう」との見方を示した。
ロイターがまとめた市場予想では、ユーロ圏の1月のインフレ率は2.8%と、前月の2.9%から鈍化するとみられている。
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