- 2023/09/08 掲載
オムロン、JMDCにTOB=子会社化で医療データ活用狙う
オムロンは8日、持ち分法適用会社で、医療関連のデータサービスを手掛けるJMDCに対し、TOB(株式公開買い付け)を行うと発表した。現在は筆頭株主として株式の31.49%を保有しているが、TOBを通じて50%超に引き上げ、連結子会社化する。
オムロンは、自社の健康機器の技術にJMDCが持つ医療データを組み合わせ、病気の重症化予防などの新サービス創出を目指す。データ関連の人材やノウハウは産業機器など他の部門でも活用したい考えだ。
買い付け価格は1株当たり5700円で、取得額は855億円の見込み。期間は今月11日から10月10日まで。JMDCは子会社化後も上場は維持する。第二位株主で、株式の13.63%を持つノーリツ鋼機はTOBへの応募に同意しているという。
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