- 2023/09/08 掲載
再送-米経済、インフレ抑制しつつ景気後退回避可能=シカゴ連銀総裁
(重複部分を削除して再送します)
Ann Saphir
[7日 ロイター] - 米シカゴ地区連銀のグールスビー総裁は7日、インフレを抑制しつつ経済を景気後退(リセッション)に陥らせないようにすることは可能だが、それが保証されているわけではないとの見方を示した。
総裁はマーケットプレイス・ラジオとのインタビューで「全般的なインフレ水準はわれわれが望む水準を依然上回っている」とし、財や住宅価格の伸び鈍化を望んでいると述べた。
今のところ金融政策はうまく機能していると指摘。米連邦準備理事会(FRB)がインフレ動向をみる上で重視する個人消費価格指数(PCE)は7月の上昇率が3.3%となり、昨年夏の7%から大きく低下し、FRB目標の2%に近づいている。
シカゴ連銀の研究者は最近、2022年3月以降の5.25%の利上げは、経済が景気後退(リセッション)入りさせることなく24年半ばまでにインフレ率をFRB目標近くに戻すのに十分だ、ということを示唆する分析を公表した。
グールスビー総裁は「金利をどこまで上げるべきかではなく、金利をいつまで維持する必要があるか、という議論になる時が急速に近づいている」と述べた。
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