英住宅価格、8月は前年比－4.6％　09年以来の大幅下落

David Milliken

[ロンドン ７日 ロイター] - 英住宅金融ハリファクスが７日発表した８月の英住宅価格は、ピーク付近だった前年同月から４．６％下落し、２００９年以来最大の落ち込み幅となった。金利上昇による影響の強まりが反映された。

７月は２．５％下落、ロイター調査による予想中央値は３．４５％下落だった。

前月比では１．９％下落と、２２年１１月以来最大の落ち込みとなり、予想は０．３％下落だった。

ハリファックス・モーゲージズのディレクター、キム・キナード氏は「住宅価格は年初来、予想以上の底堅さを示しているが、金利が関わってくると常に時差で影響が出てくる。現在は、住宅ローンコスト上昇による影響が大きくなっている可能性がある」と指摘した。