- 2023/09/08 掲載
米ウォルマート、店舗従業員の初任給体系を変更 コスト削減で
ウォルマートの広報担当者、アン・ハットフィールド氏によると、レジ係、パーソナルショッパー(アプリ経由で注文された商品を店内でピックアップする担当者)、在庫担当者、セルフレジ・ヘルパー、スポーツ用品や電子機器などの部門担当者などの店舗従業員の初任給の時給について、従来は異なっていたが今回の変更により同一になった。
一方、デリ担当者、自動車担当者、ベーカリー担当者は高度な技術が求められるため、引き続き高い初任給の時給が支払われるという。
この件を先に報じた米紙ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)によると、7月中旬から賃金体系が変更されており、新たに入社した店舗従業員の一部の賃金が3カ月前に比べて減少するという。
ウォルマートは店舗の所在地によって従業員に支払う初任給が異なる。例えば北東部の従業員は中西部に比べて高い賃金からスタートする。
広報担当者は、新たな賃金体系によってウォルマートの最低時給である14ドルが変更されたり、既存の従業員の給与がカットされたりすることはないとした。
ウォルマートの株価は午後の取引で約1%高となった。
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