- 2023/09/02 掲載
NY外為市場=ドル上昇、雇用統計が堅調な労働市場示す
非農業部門雇用者数は18万7000人増加。ロイターがまとめたエコノミストの予想17万人増を上回った。一方、失業率は3.8%で7月の3.5%から上昇。平均時給は前月比0.2%上昇と、伸びは22年2月以来の小ささとなった。
ステート・ストリート・グローバル・アドバイザーズのチーフ投資ストラテジスト、マイケル・アローン氏は「今日の雇用統計は投資家にとって最高の結果をもたらした。労働市場は米連邦準備理事会(FRB)に利上げを停止させるに十分なほど軟化していると同時に、景気後退を防ぐのには十分なほど堅調だ」と指摘した。
ドル指数は0.58%高の104.23。週間では0.08%上昇している。
ユーロは0.59%安の1.0779ドル。週間では0.13%下落した。
ドル/円は0.42%高の146.145円。一時は8月11日以来の安値となる144.44円まで下落する場面があった。
CMEのフェドウオッチによると、フェデラルファンド(FF)金利市場では、FRBが9月の米連邦公開市場委員会(FOMC)で金利を据え置く可能性を93%、11月の利上げの可能性を36%とみている。
また市場は、欧州中央銀行(ECB)が9月理事会で金利を据え置く可能性を79%と見ている。
ドル/円 NY終値 146.23/146.26
始値 145.43
高値 146.30
安値 144.45
ユーロ/ドル NY終値 1.0773/1.0777
始値 1.0844
高値 1.0881
安値 1.0773
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