- 2023/09/01 掲載
英製造業PMI、8月改定43.0 金利上昇で受注激減
これは39カ月ぶりの低水準。7月は45.3だった。速報値の42.5からは小幅に上方修正された。
国内外の金利上昇で受注が激減した。好不況の分かれ目となる50を13カ月連続で下回った。
S&Pグローバル・マーケット・インテリジェンスのディレクター、ロブ・ドブソン氏は、危機時を除くとあまり例のないペースで生産と新規受注が減少したと指摘。「8月は購買活動、在庫、人員が全て減らされた。メーカーはコスト管理、利益率の保護、大幅なスリム化・効率化に取り組んだ」と述べた。
一方、国内外の需要低迷でインフレ圧力は和らいだ。投入コストの低下ペースは1月以降で最大。
同氏は「政策当局は、追加利上げの必要性を検討する際、これまで以上に経済の健全性を巡る懸念を重視するようになるだろう」と述べた。
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