- 2023/09/01 掲載
SBI新生銀、上場廃止へ=公的資金返済に向け臨時総会
SBI新生銀行は1日、東京都内で開いた臨時株主総会で、非上場化に向けて株式を併合する議案などを諮り、承認された。28日付で上場廃止となる見通し。同行は公的資金の返済が約3500億円残っており、親会社のSBIホールディングス(HD)は非上場化によって返済方法の選択肢を広げ、完済に道筋を付ける狙いがある。
SBI新生銀株は、2021年と23年の2度にわたるTOB(株式公開買い付け)などでSBIHDが53.7%を保有。一方、国は預金保険機構と整理回収機構を通じて22.9%を持つ。SBIHDと国の賛同により、株式併合の実施に必要な議決権で3分の2以上の賛成が集まった。
【時事通信社】 〔写真説明〕SBI新生銀行のロゴマーク
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