- 2023/05/25 掲載
円下落、139円台後半=金利差拡大、円売り進む―東京市場
25日午前の東京外国為替市場の円相場は、昨年11月以来半年ぶりに1ドル=139円台後半に下落した。米長期金利の上昇を受け、日米金利差の拡大を意識した円売り・ドル買いが強まった。根強いインフレ懸念から米連邦準備制度理事会(FRB)の金融引き締めが長期化するとの見方も円安を加速させている。
米連邦政府の債務上限問題を巡り、格付け大手が米国債格下げの可能性を示唆し、米政府がデフォルト(債務不履行)に陥ることへの警戒感もくすぶり、円高・ドル安に振れる可能性もある。しかし、市場では「現時点では日米金融政策の違いは顕著で、円売り・ドル買いが進みやすい」(外為仲介業者)との見方が多い。午前11時現在は139円59~60銭と前日比96銭の円安・ドル高。
【時事通信社】
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